ビットコインのおすすめの買い方【税金注意】

お金のこと実践編

ビットコイン?仮想通貨ってなんだか危ないんでしょ?

仮想通貨が流行ってるらしい。興味はあるけどなんだか危なそう。
そんな方向けの解説です。

ビットコインって何?【ざっくり解説】

日本円やドルは国が発行しているお金ですが、ビットコインは民間が発行しているお金です。
民間といってもどこかの企業が発行しているとかではなくて、パソコンを持っている人がならだれでも発行できる仕組みになっています。
もちろん大量にお金を刷って簡単に儲けたり、不正にお金を奪ったりといった事は出来ないように様々な仕組みが用意されていて、その信頼性の高さから日本円やドルなどのお金と同じようにやり取りされています。

こういった発行の仕組みをしているビットコインのようなお金のことを仮想通貨と呼んでいて、ビットコイン以外にも様々な種類の仮想通貨があります。

ビットコインって儲かるの?【背景を解説】

2000年代にはジンバブエの通貨(ジンバブエドル)がハイパーインフレを起こしましたが、自国の通貨に価値が無くってしまう国というのは世界中で見ると結構あります。そんな国に住んでいる人は、自国の通貨を持つよりも、世界中誰でも取引できるビットコインを持っていた方が安心できます。

また、2020年11月現在では世界各国で銀行が大量にお金を刷るということが行われており、各国の通貨価値が下がるのではと言われてます。
そのため、金やビットコインといった政府が勝手に増やすことの出来ないお金が注目されています。

2021年以降のアフリカ諸国の経済発展や2020年の世界全体の債務残高の推移を考えれば、長期的に見れば今後もビットコインの価値は上がると予想されています。

また、ビットコインの流通が一般化してきたことから、企業がビットコインで商品を買えるように準備を始めています。ビットコインで取引できるように、企業自身がビットコインを買っておくということですね。そのため企業のお金も今後どんどんビットコインに流れる事が予想されていて、これも価格の上昇要素のひとつになっています。

実際に世界経済のトップを走るアメリカでは著名人や機関投資家がビットコインをポートフォリオに組み入れるようになっています。

ビットコインは今後も長期的に見れば価格が上がっていくと予想されているので、無くなっても困らないくらいの金額でもいいのでビットコインを買っておくのがオススメです。

予想はあくまで予想なので投資は自己責任です。無くなっても困らない金額にするのがポイント!

2020年11月19日現在では1ビットコイン=180万円程度ですが、将来的には5000万円や1億円といった価格になると予想されています。

ビットコインの注意点【税金の仕組みに注意】

ここまで長期的に見ればビットコインの価格は上がると説明してきましたが、逆に言えば短期的には上がるか下がるかはわかりません

なので短期間で売買して利益を上げようというのはやらない方がいいです。一度買ったら長期間持ち続けるのがいいですね。少なくとも1年以上は放置でいいと思います。
気付いたら上がっててラッキーくらいの軽い気持ちでいましょう。上がったり下がったりする値段を毎日見るのは心臓に悪いです(笑)

で、短期間の売買をオススメしない理由がもうひとつあって、それは税金です。

株や不動産といった昔からある資産運用方法は税制がしっかりしているのですが、仮想通貨はまだ新しい技術なので税制が整備されていません。
なので税金の事をよく知らずに売買すると赤字なのに税金だけ取られるという事も起こります。

これについてもう少し詳しく解説しましょう。

仮想通貨での税金

仮想通貨の取引をする場合、

  • 仮想通貨を売った場合
  • 仮想通貨を使って何か買った場合(決済に使った場合)
  • 別の種類の仮想通貨と交換した場合

の3パターンで税金を取られます。

一番ありがちな例を挙げてみましょう。

  • 2020年10月に仮想通貨Aを100万円分買った
  • 2020年11月に仮想通貨Aの値段が150万円分になった。やったね。
  • 2020年11月に150万円分の仮想通貨Aを同じ価格分の仮想通貨Bに交換した
  • 2021年1月に仮想通貨Bの値段が100万円分に下がった。
  • 2021年2月、これ以上下がったら嫌なので仮想通貨Bを100万円で売って日本円に戻した

この場合税金はいくら取られると思いますか?

100万円分で買った仮想通貨を最終的に100万円に戻しているのだから利益は出ていないように見えますよね。

これが罠です

税金は年単位で計算されるので、2020年の時点で50万円分の利益があったものとして、50万円に対して税金がかかります。しかも株のように分離課税ではないので、最高税率55%です。
実際にはお金が増えていないにも関わらず20万円以上も税金で取られたら悲しくなりますね。

つまり、

  • 利益が出た年はがっつり税金取られますよ
  • 赤字になった年の分は知らんよ(年をまたいで損益通算出来ない)

というかなり厳しい税制になっているんですね。

細かな税金の計算はここではしませんが、ざっくり言うと短期間で売買すると税金を取られるのでオススメしないという事です。

ずっと持っておくだけなら税金はかかりません長い目で見て数年単位で長期保有しましょう

ビットコインの買い方

ビットコインを買うなら、コインチェック での口座開設がオススメです。

コインチェック

大手証券会社のマネックスグループが100%株主になっています。
2018年1月に仮想通貨の流出事件がありましたが、その後マネックスに買収されてからはセキュリティが急速に改善されて、2020年現在はむしろ一番安心できるところだと思います。

既に株で資産運用をしている人であれば、資産の1~5%程度をビットコインで持っておくのがオススメです。資産運用はこれが初めてという方は1か月分のお小遣いくらいが目安でしょうか。

長期的に見れば上がる予想とはいえ、資産の全部をビットコインにするのはさすがにリスクを取りすぎです。100倍になったらめちゃくちゃうれしいけど1/10になっても泣かないくらいの金額が適切なリスクの範囲だと思います。

1万円が100万円になったらめちゃくちゃ嬉しいけど、1000円になっても「まあ飲み会にでも行ったと思えば」くらいに思えば気が楽です。あんまりたくさん買っても心臓に悪いです(笑)

資産の数%をビットコインにするのは、リスクを取るのではなくリスクを減らす買い方(資産の分散効果)だと思います。堅実な資産運用をしている方も資産の一部に組み入れておくのが良いと思いますよ。

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