米国株ETFを中心によく使うETFの役割をざっくり解説

お金のこと実践編

お久しぶりです。なんどろいどです。
長い間更新停止していましたが、ようやくネットに繋がる生活を手に入れたのでぼちぼち更新を再開していきます。

さて更新をサボっていた半年の間に持っている資産の組み換えを行ったので、今回は各ETFの購入目的やアセットアロケーション内での役割を解説していきます。

株式ETF

S&P500(VOO、IVV、SPY)

言わずもがな一番メジャーな米国株ETF。とりあえずコレを買っておけばOK。政治面、税制面のリスクや金融市場の透明性、公平性を考えれば私はアメリカが一番投資に適していると考えているのでコレを一番オススメしています。アメリカを信じられない人は後述する全世界株式をどうぞ。

NASDAQ100(QQQ)

ハイテク企業を信じろ。ハイテクは現代のインフラなのでディフェンシブ(暴論)。

VT

全世界株式、現代ポートフォリオ理論でいうところの理論値。
よくわからない人、アメリカを信じられない人、中国や新興国を信じる人向け。

VTI

アメリカの小型株を含めた全部買いセット。でもこれ買うくらいならSP500でいい気がする。
小型株こそ成長すると信じるなら。

SPYD

高配当ETF。
S&P500内から配当上位80社の無限ナンピン買い。組み換えは年2回。
株価が下がって利回りが高く見えるようになった会社への集中投資。
バリュー投資を信じるなら買い。

VYM

こちらも高配当ETF。
REITを除く全米株式から配当利回り上位約400社を時価総額加重平均にしたもの。
現代ポートフォリオ理論を信じつつも、配当を出している会社こそ正義というなら買い。

HDV

一番銘柄選定基準が不明な高配当ETF。
高配当、競合に対する優位性、デフォルト懸念リスクをクリアしたものが選ばれる。約75社。
厳密な採用基準はモーニングスター社の独自基準なので非公開。
4半期ごとに銘柄の組み換えを行っているのでリバランスは多め。
エコノミックモートを信じろ。

VIG

連続増配10年以上、1日取引量が100万ドル以上の企業でスクリーニングして時価総額加重平均したもの。
過去の暴落耐性はS&P500や他の高配当ETFより高い。
株式市場に資金を置きつつ安定を取りたい人向け。2023年あたりにAppleが組み入れられる気がするのでリンゴ信者の方もどうぞ。

債券ETF

BND、AGG

米国債券詰め合わせパック。期間は短期から長期まで満遍なく。信用力も高いものが中心(AAAで7割)。
リバランス前提で株価下落へのヘッジ手段として使いましょう。もしくはリタイアが近い人とか。

BNDX、IAGG

それぞれBND、AGGの全世界版。世界を信じろ。

TLT

米国超長期債。
値動きは激しいがSP500との負相関が強いので組み合わせることでシャープレシオを上げて最大ドローダウンを減らしたり出来るかも。
というのが過去40年分のデータからの結果なのですが、過去40年は長期債の年利はずっと下降局面だったので、そこだけ見てバックテストしても将来の参考になるかは不明。

IHY、HYG

ハイイールド債。あんま調べたことないのでよくわからない。買ってないです。
リタイアが近づいたら候補になる…のか?

コモディティETF

金(GLD)

債券とは別のリスクヘッジ枠。金利上昇や低インフレには弱いが、金利低下や高インフレには強い。
米国政府が舵取りに失敗してインフレが起きることを予想するなら買いかも。
個人的には経済動向を見て短期枠で持つことが多いです。

まとめ

筆者は資産の大半は株式に置きつつ、リスクヘッジとして債券やコモディティを使っています。
以前は個別株を15種類ほど持っていたのですが、最近全部売却してETFのみの運用に切り替えました。

個別株も4銘柄は1年以内にダブルバガー達成で、全体としても市場平均よりは成績は良かったのですが、いちいち銘柄を調べるのも面倒になってきたので。

その点ETFは分散投資できるしリバランスも勝手にしてくれるしで非常に使いやすいですね。

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